知っておきたいこと
①お子さんの足型の特徴は個人差が大きいです
足囲や足幅が広い狭い、甲が高い低いなどお子さま一人ひとり足には特徴があります。
「足長」「足幅」「足囲」などを測り足に合った靴選びが大切です。
②お子さんの足は発育が早いです
「すぐに足が大きくなるから」「長く履かせたい」などと、大きめのサイズを選んでいませんか。
また、いつの間にか足と靴のサイズが合わなくなっていることに気付かずにいることがありませんか。
小さい靴や大きすぎる靴など足型に合わない靴は足の発達を阻害し、大きすぎる靴は動きにくいた
め子どもの行動範囲を狭めてしまいます。子どもの足長は1年で約1cm大きくなりますが、特に1歳から3歳までは1年で約2cm大きくなるといわれています。そのため、2~3ヶ月ごとに足のサイズを計測することで、常に足にフィットした靴を履かせることができます。正しいサイズの靴を履くことで、子どもの足の健康を守り、健やかな成長を促しましょう。
靴選びのポイント
①かかとまわりがしっかりしている
小さなお子さんの足は着地の衝撃の影響を受けやすく、かかとが倒れこみやすくなっています。かかとまわりのしっかりした靴を履くだけでかかとを正しく固定し、靴との一体感を高め歩行を安定させてくれます。
※選ぶとき…かかとまわりの強さを確認するには、靴のかかとを親指と人差し指でつまんでみて下さい。簡単につまめてしうまような靴はかかとに芯がしっかり入っておらず強度が不十分です。「こんなに硬くてていいの?」と思うくらいの靴がお薦めの靴です。
②つま先から靴全体の1/3の位置でソールが曲がる
つま立てした際に曲がる位置が上記の位置です。この位置で曲がりにくい靴を履くとつまづきの原因になったり、骨や筋肉に負担をかけたりして、自然な歩行を妨げることになります。
※選ぶとき…片手で曲げられるくらいの柔軟性が必要でつま先から靴全体の1/3の位置で曲がることが大切です。しかし、あちこちどこでも曲がる靴・真ん中で曲がる靴・まったく折れ曲がらない靴・柔らか過ぎて、ぞうきんを絞るようにねじれてしまう靴はお避け下さい。
③つま先の部分が広く、足趾(あしゆび)が靴の中で自由に動かせる余裕がある
特に赤ちゃんの足はつま先が扇型に広がっており、まだ骨が柔らかい為、着地する度に趾先(ゆびさき)が広がります。この趾(ゆび)の動きを妨げることなく、趾(ゆび)を使って地面を掴むように歩けるよう、つま先にゆとりと丸みを持たせる事が大切です。
※選ぶとき…足の形に靴の形状が合っているか確認します。かかとを靴のかかと部分にしっかりとつけたうえ、靴の先端に0.5㎝~1㎝程の余裕が必要です。
④足が前滑りしない、靴の甲部分が足にフィットしている
つま先の余裕を保つ為に面ファスナーのベルトをきちんと締め、足の甲の部分で動かないように留められることがとても大切です。そうする事によりつま先に余裕のある靴を履いても足が前滑りせず、先端のスペースが保たれます。靴が足を圧迫して足の変形や障害を起こすリスクは低くなります。
※選ぶとき…面ファスナーや紐で足首を固定できる靴をお選びください。
できればスリップオンタイプ(面ファスナーや紐のない足を突っ込んで履く靴)はお避け下さい。理由は『脱ぎ履きしやすい靴=脱げやすい靴』と言うことでお子さんの足にとても負担のかかる靴です。履き続けることにより足の変形や怪我につながる事もあるからです。
※靴の履き方について…玄関のカマチやイスなどに腰掛けて靴を足に入れ、その場で軽くかかとを床にトントンしてください。つま先を上に向けたままベルトをしっかり締めていただくと、つま先にできた余裕を保つことができます。
⑤ファーストシューズをご用意する時期
お子さんの成長具合は個人差があります。決して他のお子さまと比べて、お急ぎになる必要はございません。目安は5~6歩くらい歩かれたらご用意されることをお薦めいたします。
靴選びのイメージはできましたでしょうか?
小さなお子さんは、履いた時の感覚を上手く言葉で伝えることができません。
でも、靴は全身を支える大事なものです。
お子さんのためにも良い靴をお選びいただければと思います。
大切なお子さんのために…。
当店ではお子さんの足の健康、健やかな成長を願いスタッフ一同シューズ選びのお手伝いをさせて頂きます。
足のサイズ計測や靴の疑問・質問などがございましたら、お気軽にお声掛けください。
セール期間 2024年4月2日㈫~20日㈯